久しぶりの登山記録です。
右膝の不具合からしばらく登山を控えていたのですが、ここ半年あまりの筋力トレーニングで(←ただのおうちエクササイズですがw)、かなり良くなってきたのでハイキング程度の登山を楽しんできました♪
なんとか、まだ息子も付いて来ますが、もう来年は無理かな~中学生だしっ
今回も、100名城巡りを兼ねての登山です。
兵庫県の虎臥山(とらふすやま)の山頂に残る天空の城、日本のマチュ・ピチュとも云われる竹田城跡を目指しました。
353.7mの標高ですが、途中“山城の郷”までは車で行けますし、そこからバスも出ていて中腹まで送迎してくれますので、実際の登山は20~30分程度。
整備された林道で、植物も多く、散策を楽しみながらゆっくり登れるので、リハビリには丁度よかったです。
ホオノキ:Magnolia hypoleocaの香りの良い大きな花の見頃は終っていましたが、タニウツギ:Weigela hortensisや野アザミ:Cirsium japonicumの桃花が満開です。
そして何よりコガクウツギ:Hydrangea luteovenosaの爽やかな甘い香りを楽しみながらの登山は、素晴らしいひとときでした。
全く科目も違うけど、ウツギって名前の植物って本当にたくさんありますね。
茎の中が空洞なら なんでも空木(ウツギ)って付けたのでしょうね。
でも、そうやってひとつひとつの植物をしっかり観て、触れて、感じ考察しながら生きていた古人は私達現代人なんかよりも ずっとずっと植物を身近に感じ共存していたのだな、なんてぼんやり考えていると・・・もう山頂に着いちゃいました。
羽柴秀吉が落城した後に赤松広秀により築かれた曲輪は、およそ400年前のほぼ築城時のまま残っており見事です。
しかしその後広秀は、徳川家康に放火の罪として切腹を言い渡され、竹田城も廃城となってしまいました。
この壮大な石垣の上に立つお城、さぞ見事でしょうね。
うぅむ、お目にかかりたいものです。
そして、下山後は、竹田駅周辺を散策しました。
古い城下町が残り、観光化でお店もたくさん出来、とても楽しめました。
ドッグ同伴のカフェや旅館もあり、ワンコに優しい町でもあります。チャイ(我が家の愛犬)も連れてくれば良かったかな~
汗だくだったので、
冷たい台湾スイーツも 美味しくいただきました♪
毎度のこと、どこでも息子は水遊びに夢中になります。
なんか嫌な予感。。。
案の定、
このあと30分以上この用水路で水遊びのハメになりました。暑すぎるっ(-_-;)
実は、幻想的な雲海で有名な竹田城。
雲海の見頃は11月の早朝です。
【虎臥山~竹田城跡~】
所在地:兵庫県朝来市和田山町竹田
標高:353.7m
所要時間:「山城の郷」からバスで10分、
下車後徒歩20~30分で山頂
観覧料:¥500(中学生以下無料)
歴史:
1431年 山名氏により構築着手
1585年~数年かけて赤松氏により今の姿に築城
1600年 関ヶ原の戦いの後、廃城となる