ルイボスティーのある暮らし

生命の木 ルイボス

南アフリカ共和国のセダルバーグ山脈は、酸性で乾いた土地と昼夜30度以上の寒暖差があり植物が育つには非常に厳しい環境です。そんな過酷な環境の中でしか育たないルイボスは自らを守り生き抜くために必要な成分を豊富に身に備えている力強い植物です。その木の葉を煮出したルイボスティーはアフリカやヨーロッパで古より人々の命を支えるお茶として飲み続けられ、今日では世界中で愛飲されています。ルイボスは南アフリカ共和国にしか自生していない固有植物であるがゆえ、国を支える産業のひとつです。そしてフェアトレード対象食物としてもとても重要な産物でもあります。

 

ルイボスティーの特徴

✓南アフリカの強力な紫外線から身を守るために備わった高い抗酸化・活性酸素消去力
✓ケルセチンとルテオリンによる抗アレルギー作用
✓アスパラチンによる血糖値スパイク抑制・腎臓機能の正常化・骨密度の上昇作用
✓モノアミン・オキシターゼによるリラックス作用(副交感神経優位)
✓ビテキシン、イソビテキシンによる落ち込みやイライラの鎮静(海外では抗ストレス薬に配合)
✓Tie2活性作用による毛細血管を丈夫にしすみずみまで酸素や栄養を届けるカラダの巡りをサポート
✓妊娠中・授乳中の方や赤ちゃん・お年寄りの方まで安心して飲めるノンカフェイン
✓人間の血液・体液・羊水と同じミネラルバランス

 

こだわりの製法

ルイボスティーもハーブティーですが、我が家では嗜好的に楽しんだり、容量・用法を守り薬効を取り入れたりするハーブティーの使い方とは少し違う位置づけで捉えています。冷蔵庫に常備し、飲み過ぎても身体に負担や害がなく、どんな食事にも合い、水筒に入れても長時間成分変質しない、家族皆が毎日美味しく安心して頂ける水分補給と免疫力upの役割を担える“いつもそこにあるお茶”です。
やはり一番には美味しいこと。身体に良いとはわかっていても、薬臭かったり苦かったりでは続けられません。素晴らしい成分・作用があるお茶ですが、やはり植物ですので、使用部位、製造・加工・保存方法など生産者の扱い方によりかなり成分や味に差があるお茶でもあります。
次に確かな作用があること。私たちの身体の中で過剰に発生した活性酸素を除去できる抗酸化物質は野菜・果物・肉・ハーブなどあらゆる食物に含まれていますが、実はただそれらを食べただけでは身体の中で抗酸化物質として働けません。十分にその力を発揮するには胃液や唾液の酵素の力が必要ですが、40歳を過ぎると酵素の活性はガタッと落ち、50歳では20代の半分しか働きません。活性酸素を除去できないと身体はどんどん酸化され免疫力が低下し感染症にもかかり易くなります。酵素の活性を20代の頃に戻すことはできません。かといって活性酸素にやられっぱなしで免疫力が下がり感染症にかかるのはもちろん嫌ですね。このルイボスティーの素晴らしい所は、豊富に含まれるルイボスティーの強力な抗酸化物質が、身体の中の酵素を使わなくても活性して抗酸化物質としてしっかり働くことです。遠赤外線による特殊な焙煎法により抗酸化物質が分解されその働きを全うすることができるのです。
長年色々なルイボスティーを試してきましたが、数年前にやっと美味しさと安心を兼ね備えたルイボス愛の溢れる生産者さんのルイボスティーに出逢えました。

✓毎年のグレード品評会で「香り・味覚・色彩」の最も高い評価の茶葉のみ使用
✓オーガニック認定茶葉を真空処理・赤道高温対策など徹底した管理で輸送。
✓遠赤外線による香り高く甘みを引き出し抗酸化力を高める特殊な焙煎方法
✓無着色・BPAフリー・接着剤不使用・高抽出のティーバッグ
✓第三者検査機関による水銀・放射能・残留農薬検査

 

2種類のルイボスティー

ルイボスティーには「発酵葉」と「生葉」の2種類があります。「発酵葉」は南アフリカの強烈な太陽を利用して天日干し発酵させたもので、“紅茶”のような赤い色合いと独特の甘みのある風味があり、一般的なルイボスティーといえばこのタイプです。 「生葉」は南アフリカで厳しい乾季が終わり雨季の初めに芽吹いた生命力溢れる新芽のみを蒸気で蒸しあげ発酵を止めたもので、“緑茶”のような癖のないスッキリとした風味です。ポリフェノールもこちらの方が少し多く含まれ抗酸化力も高くなります。それぞれ少し異なる風味や味わいがありますので、お好みやシーンに合わせてお召し上がりください。

【ルイボスティー〈発酵葉・生葉〉】 (3.5g×10包)

《お召し上がり方》ティーバッグ1包に対して水1~1.5ℓ
■耐熱容器にティーバッグを入れ、沸騰したお湯を注ぎ蓋をして冷めるまで放置する
■やかんに湯を沸かし、沸騰したらティーバッグを入れ弱火で3~5分煮出し火を止める
■容器にティーバッグと水を入れ8~10時間ほど冷蔵庫で放置する(水出し)

水分摂取の大切さ

実は私は何かに集中し始めると食事も水分もまったく取らなくなるダメなタイプ。
人間の身体の60%は水分でできており、その水分は尿や汗として常に排出されています。成人が1日に食事以外から摂取が必要な水分量は約1.5ℓですが、実に日本人の7割はこの1.5ℓを摂取できておらず「無意識の脱水症状」なのです。
水分不足の身体は血液が粘性を帯びて滞り細胞レベルでダメージを受けます。熱中症や脳梗塞・心筋梗塞の原因になるだけでなく、基礎代謝の低下・老廃物による慢性疲労・肌のしわや乾燥、身体の冷えなどあらゆる形で身体に作用します。人間の体はほぼ水で出来ているのだから当然ですね。喉が渇いてからでは遅く身体はすでに脱水状態でダメージを受けてしまっています。一度に大量に摂取しても身体が吸収できる量は限られていますから意味がありません。
また、たくさん飲めばよいと言うわけではありません。とくに水ばかり摂りすぎると身体のミネラルが薄まり、そのミネラルバランスを元に戻すために身体はせっせと尿を作り排泄しようとします。そのため尿を作る腎臓は常にフル稼働になり内臓疲労で逆に体調を崩すことになりかねません。緑茶やハーブティーも利尿作用が高すぎるので同じことが言えます。
だからこそ、こまめにミネラルバランスの良い水分を摂取する必要があるのです。ただ頭では解っていても私はこれがなかなか難しく悩みの種でした。ですが数年前からやっときちんと摂れるようになりました。身体での実感としては、花粉症が治り、疲れにくくなり、肌や髪が潤い、基礎代謝や体温が上がり、冷えしらずになりました。習慣化できたポイントは「摂取水分量の明確化」「いつでもどこでも飲める手軽さと携帯性」「どんな食事にも合い美味しいお茶」でした。毎朝起き抜けに1.5ℓの保温水筒にルイボスティー1パックとお湯を注ぐだけです。これが1日分の水分摂取必要量なので明確です。デスクワークや家事の合間でも水筒のコップに注いで飲むだけなので食器も汚さず時間も取られずお手軽です。仕事や外出するときもサッと水筒を携帯すれば、職場でも車中でもベンチでも気軽に摂取できます。また、和洋中どんな食事にも合い、お菓子やナッツやフルーツとも合う美味しいルイボスティーとの出逢いが悩みを解決してくれました。その日の気分で生葉か発酵葉かを選び、レモン・生姜・ハーブと合わせたり。シナモン等のスパイスとミルク煮込みチャイ仕立てにしたり、自由にアレンジできるのも魅力です。ケーキやクッキーやパン作り、しゃぶしゃぶやお鍋やスープ等、お菓子やお料理に使うのもおすすめです。

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