長島先生による「植物サイエンスセミナー」のお知らせ

満席にて受付〆切致しました。御礼申し上げます。

今秋も兵庫県姫路市にて長島先生による「植物サイエンスセミナー」を開催いたします。
いつも解りやすく楽しい講義と見やすいテキストで、アロマテラピー・フィトテラピー・ソーパー界でも大人気の先生です。
長島先生の講座の素晴らしさは、化学の知識が浅い方や苦手な方でも理解しやすく、また化学を熟知された方でも新たな学びがある所です。
受講テキストは何度読み返しても、その都度新たな発見と学びがあり、長島先生がそのような気づきがあるべく工夫されて作ってらっしゃる事を感じます。
また先生の講座は“暮らしの中の化学”という側面を持っており、
実験研究レベルのことを、簡易なキッチンワークに置き換えて、私たちがもっと植物のある暮らしを楽しめるように考案して下さっています。
4度目の開催となる今年は【芳香蒸留水が香る不思議】と【動物・樹脂の香り】のサイエンスを紐解く2講座となります。

芳香蒸留水の講座、私は数年前に京都で受講し、その時も芳香蒸留水の香しいローズの香りを魔法のようにオイルに移せた時の感動は今でも忘れられません。今回はその時よりもさらに内容も充実したものになっているとのことで改めて学べることがとても楽しみです。
動物・樹脂の香り講座、私が若かりし頃好んだ香水はムスク調の香りでした。その原料が動物から採取されたものだと知ったときはとても衝撃を受けたのを今でも覚えています。香りの世界は本当に奥深く面白い!ふだんお目にかかれない動物性香料や、樹脂の焚香などの香り体験も皆で楽しみます。

貴重な関西開催となるこの機会を是非お逃しなく、ご受講下さいね。

尚、当日講座終了後は長島先生を囲んでの懇親食事会もご用意しております。お時間の許す方は是非ご参加下さい。長島先生やご参加者様との交流のひとときを楽しみましょう^^

【日程】10月18日(金)
【時間】一部:13:00~15:00     
     二部:15:20~17:20
【受講料】一部のみ¥5,100      
                ニ部のみ¥5,000      
            両部受講¥8,100
【開催場所】SHARES(シェアーズ)
姫路駅から徒歩でのアクセスはコチラ
【定員】20名(先着順定員〆切、両部受講者優先)
【お申し込み】コチラ→

・申込メール送信後すぐに《お申し込み仮受付》の自動返信メールが届きますので必ずご確認ください。
・届かない方は、info☆mauruuru08.com(☆→@) が届くよう受信許可設定、ドメイン指定設定をご確認の上、再度お申し込みをお願いします。
・3日以内に《正式なお申込み受付メール》を返信いたします。

【一部:芳香蒸留水 ~水が香ることの不思議~ 】
アランビックなど、身近な蒸留器でハーブなどを蒸留して得られる芳香蒸留水。とてもやさしい香りがしますね。で もどうして水が香るのでしょうか? この講座では、水が香ることの不思議や精油との香りの違いをサイエンス視点でわかりやすく解説し、芳香蒸留 水の理解を深めていただきます。
また、化粧水などの水ベースのコスメに限られている芳香蒸留水の香りを、オイルに移し、オイルベー スのコスメに活用する方法を体験実習があります。

【二部:動物の香り・樹脂の香りと焚香体験】
動物の香りは、現在では絶滅危惧や動物愛護などの観点から入手が困難になっていて、多くは合成香料に 置き換えられていますが、かつては香り作りに欠くことのできない素材でした。講座では動物が発する香り の成分が他の香りとどのように違うのか、そしてその役割などについて解説します。
樹木から浸出する樹脂は、傷ついた部分を修復するためあるいは病虫害から身を守るためのもので、焚くと芳 香を発することから、古来より宗教儀式など神聖なものとして取り扱われてきました。講座では植物が樹 脂を浸出する理由、樹脂の香り成分などを解説し、乳香、ミルラ、ベンゾインなどの樹脂の香りの焚香体験をしていた だきます。
動物香料のサンプルにて植物香料との違いも体験していただきます。

【講師紹介】 長島 司 (ながしま つかさ)先生 明治大学大学院農学研究科修士課程修了 農産製造学専攻 高砂香料工業株式会社にて精油や香りの研究開発。海外での技術協力にテクニカルコーディネーターとして参画。 現在 セダーファーム代表。ハーブ&アロマサイエンティストとして執筆や講演活動を行う。 社団法人日本アロマ環境協会認定 アロマテラピーインストラクター 日本園芸協会認定 ハーブコーディネーター 著書: 『植物成分と抽出法の化学』(2018)『ハーブティー その癒しのサイエンス』(2010) 『ビジュアルガイド 精油の化学』(2012年)フレグランスジャーナル社 執筆: 『沈香を中心とした最近の植物精油の研究』 Fragrance Journal 73(1985) 『シンガポール植物園で出会った花の香り』 aromatopia No.97(2009) その他多数