7月に入り、夏休みの足音が聞こえて参りました。
夏休みは、今年も子供達にも“あらうを手づくる暮らし”をお伝えします。
毎年恒例となっております小学生のご参加が多い【夏休みこねこね石けん教室】。
姫路市緑の相談所での開催は今年で8回目となります。
私も8歳年をとったのか…と老いを感じますが(汗)、まだまだパワー全開でお伝え出来ますよ!
この教室の特徴は、
・“石けんは自分で作れる”ということを知る
・親子参加によりコミュニケーションが深まる
・“こねる”という作業により心を癒し愛情を育む
・自身で創造し創作する力を養う
・紙芝居を通じて石けんの歴史や化学がわかる
・ハーブを知り、その香りに触れる
・夏休みの自由研究が終わり親は助かる(笑)
という感じでしょうか?
また、参加した子供達について8年間続けているからこそ感じていることもあります。
多くの子供達は、昔と変わらず想像力豊かな作品を作りあげ、とても感心します。
いつも子供達には「好きなものを何でも作っていいよ。型抜きは使わなくてもいいよ。失敗しても泡立つから大丈夫!上手に作ろうと思わないでね。」と伝えますが、
近年は “綺麗に上手に作る子、そしてまったく作れない子” が現れてきました。
“綺麗に上手に作る”のは良いことのように思うかもしれませんが、色もデザインも見本そっくりに仕上げてしまいます。また、“まったく作れない子”は何度声をかけても1時間ずーっと粘土を見つめて固まっていたりします。
2つの行動は全く違うように見えて根底は同じ。どちらも “絶対失敗したくないっ!”という失敗を恐れる気持ちからの行動なのだと思います。
子供達をそういう気持ちにさせてしまう社会になっているのかな…とちょっと淋しい気持ちになります。
私は心理学の専門家ではないので、上手に導いてあげることは出来ていないかもしれませんが、とにかくどんな子も、“何か少しでも感じて気づいて帰って欲しいな”との想いで、お席を回り一緒に石けんにまみれながら伝えるように心掛けています。
いろんな色を使って、こねて、汚して、床にもいっぱい散らかして…おうちでは中々思い切ってさせてあげられないことだからこそ、体感していただければと思います。(いつも大変なお片づけを快くして下さる姫路市職員の方々に深謝!)
今年もたっぷり石けんを作った後は、Mauruuruオリジナル紙芝居『石けんがうまれた日』の読み聞かせをします。お粗末な画力の自作の紙芝居ですが、毎年子供達は熱心に観てくれるのがせめてもの救いです。
今年も、多くの親子様にお会いできるのを楽しみにしています^^
【夏休みこねこね石けん教室】
《姫路市緑の相談所講座》
日時:8月5日(日) 10~12時
場所:姫路市緑の相談所
参加費:おひとり¥1000(付添可)
持ち物:エプロン(または汚れても良い服装)、ハンドタオル
お申し込み:姫路市緑の相談所までお電話にて(079-298-5571 , 9~17時 , 火休)
申込〆切:7/29
《co-op姫路田寺講座》
日時:8月6日(月) 10~12時
開催場所:co-op姫路田寺店
お申し込みは co-opカルチャーまで→ ☆
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【リキッドソープ実験石けん教室】小学校高学年向け
【理科自由研究用コールドプロセス石けん教室】中学生向け
も近日中に詳細upいたします。