藍生葉の石けん【水浅葱-みずあさぎ-】 Work shopのお知らせ

今春に淡路島の藍染色家えりさんご夫婦の工房に伺い、すくも藍による貴重な藍染体験をさせて頂きました。大きな甕で微生物と共存している藍を生き物として接するお二人の姿を見ればもう説明など要りません。
「この中に浸かりた~いっ!」って皆ではしゃぎながら、温かいすくも藍甕に何度も何度も布ごと手を浸し静かに泳がせる心が洗われるような至福のひとときを味わいました。

お二人は只今放送されている大河ドラマ「青天を衝け」にて、藍染農家である渋沢家の父(小林薫さん)やその息子栄一(吉沢亮さん)に藍染の技術指導もされた凄いご夫婦なのですが、優しい雰囲気のとても楽しく温かなお人柄で、藍への想いやお話も沢山教えて下さいました。藍染体験の後は、藍の播種のお手伝いをして藍の種も頂きました。

ということで、毎年開催している高砂市のみんなの森さんでのWork shopにて、今年は無事にすくすくと成長しているこの藍の生葉を用いた石けんを作ります。
藍色と一口に言っても実は48もの色味があり、技法を工夫することで多くの色を生み出すことができるとても面白い植物です。石けんに用いる際も工夫次第で多くの色を表現できますが、今回はたくさん育っている藍の生葉を用いて水浅葱(みずあさぎ)色の石けんを作ります。(ドラマで一橋仕官時の栄一の着物色です)
また藍は香りの感じられない植物ですが仕立てたすくも藍は力強い香りを発していました。石けんにはそのすくも藍のアーシーな香りをブレンド精油で表現した藍の香りを乗せます。

Work shopでは、藍のお話・生葉だからこそできる石けんへの活用技法・化学反応の面白さ・色彩の美しさをお伝えしたいと思います。そして、もちろん藍の生葉染めも楽しみましょう♩
Work shopの後は、オーナーさゆりちゃんが美味しい自家焙煎珈琲を淹れて下さいます。


藍生葉の石けん【水浅葱-みずあさぎ-】Work shop

《開催日》2021年9月5日(日)
    9月11日(土)
    9月22日(水)
《時間》10:00-13:00
《参加費》¥6500(石けん4~5個分・藍染ハンカチお持ち帰り、自家焙煎珈琲付き)
《場所》みんなの森(兵庫県高砂市神爪4-14-9)
《持ち物》マスク・エプロン・保温バッグ(お弁当用)・筆記用具・石けん専用ハーフケース(お持ちの方)
小さめのとんかち(お持ちの方)
《お申込み》LINE または お申込みフォーム